とっても、Pomodoro!
第96回 2010.07.18
選手に対するリスペクト
いろいろなサッカー番組を見ていると気になることがある。
例えば、地上波で以前サッカー選手だった人が、
現在のサッカー選手に対して、くん付けで話している点である。
本人は当然、悪気もなく、フレンドリーな感覚なのだろうが、
くん付けすることにより、見下しているような感覚もまた与えられる。
更にはその相手をこども扱いしているようにも見受けられてしまう。
ピッチ上に立つサッカー選手は、スポーツ選手としてはもちろん、
一人の人間としてのあり方も求められる。
こども的感覚でいる選手はピッチ上でも幼いプレーしかできないからだ。
つまり、周囲も選手のを大人として扱うと同時にリスペクトする必要があると考える。
その点、スカパーでは、全てのサッカー選手を呼び捨てやくんではなく、
誰だれ選手として紹介している。
司会、リポーター、元選手など、聞いていて非常に気分がいい。
(誤解しないで欲しいが、別にスカパーの回し者ではない)
やはり、ペイパービューということもあり、
また、サッカーを文化として根付かせたいという思いが感じられる。
ワイドショー的に報道し、芸能人のように選手を仕立てあげるのはどうかと思う。
こういう点こそ、地上波が学んで欲しいことだ。
あと、もう一つは選手の呼び方の問題である。
今回、オランダのエースである選手は、あるスポーツ紙では、スナイデル。
あるスポーツ紙では、スナイダーだった。
サッカーを知らない人がそれを見たらどう思うか?当然、別人物だと思うだろう。
サッカーを知っている人間なら、
スナイデル=スナイダーで同一人物というのは、知っているところである。
スナイデルはオランダ語表記、スナイダーは英語表記であり、
ここはオランダ語の表記のスナイデルで統一すべきである。
かつて、マンUにスールシャールという選手がいたが、
彼のデビュー時の表記はソルスキアだった。
全然違う表記だと混乱を招く。人の名前は一つであり、統一すべきだ。
例えば、日本人の名字で林(はやし)さんがいるが、
韓国だと、イムさん、中国だとリンさんと言われるだろう。
しかし、本人は林さんなので、韓国に行っても中国に行ってもはやしさんなのである。
英語中心かつ、本国中心だが、名前一つに気をつけることも、必要だろう。
ちなみに、ストイコビッチがいたチームはレッドスターベオグラードだが、
本来は、ツルベナ・ズベズダである。
本国表記の方が旧ユーゴらしさという感じが伝わってくると思うのだがどうだろうか?
とにかく、選手との応対と、選手の表記に対してリスペクトをすることが、
マスコミを含め我々サポーターに求められるものではある。
106の一言
丁度、ジェフ千葉を解雇同然で移籍となった巻選手が選手をリスペクトして欲しいと言いました。
奇しくも同時期にこのような原稿をベガっ太さんが書かれたのは偶然とはいえ不思議です。
サッカーOB選手が現役選手のことをくん付けで呼ぶことについて。
これはやはり戒めるべきじゃないかと思います。
ただし、プライベートでは構わないと思います。何故か?
答えはベガっ太さんの意見の通りです。ピッチ上ではあくまでも選手なのです。
学校の先生は校内では先生であることとなんら変わりはありません。
OBがその選手をくん付けで呼べる関係というのは何処まで行っても個人的なものなのです。
試合という選手にとってフォーマルな場所には個人的な間柄を持ち込むべきではないのです。
公の場所では共通語で話すべきであるということに等しい。
なお、ここからは管理人の個人的な考えですが、
プロスポーツ選手は、現役でいる間は登録名のみで敬称なしで呼んでいいと思います。
そして、現役を退いたらさんづけで呼ぶ。
こうして、プロスポーツ選手は違うんだという意識を作ることが大事だと思います。
次に、呼び方について。
これは、母国での呼び名で呼ぶ、というのが一番の基本でしょう。
韓国人の名前はハングルなので読み方をそのままカタカナで書いているわけでして。
しかし、問題は中国人の場合どうするか?
毛沢東はモウタクトウと読み、中国読みはマオ ツオ トンですが、どれだけ知る人がいるか。
こればっかりは音読みにするという慣習になってしまっています。
なお、管理人の業界でも大抵は母国語読みになっていますね。うん。
トップ ベガルタのトップ